五十肩の発生から末期症状まで
ある日突然、肩に鋭い痛みが発生するというのが五十肩の典型的な発症パターンです。
組織が変性を起こすことで、動きによる痛みが現れるのですが、この急激な痛みはしばらく続きます。
その後、慢性的な症状へと移行して、1〜2ヶ月で安静時の痛みが薄れますが、肩を自由に動かせるまでは半年から1年半ほどかがります。
発症直後は、肩関節が激しく痛み、肩を動かすときに、痛みが二の腕や手先にも伝わり、しびれを感じることもあります。
安静にしているときでも痛みがあり、ひどい場合は夜間でも痛むため、不眠に悩まされます。
ひどい痛みが治まるまでの間は、あまり肩を動かさないことが大事です。
急性期の痛みが治まるとともに、だんだん肩を動かせる範囲が狭くなっていくこともあります。
特に、肩を上に上げたり後ろに回したりする動きが困難です。
このように身体の可動域が狭まることを「拘縮」といいます。
拘綿が始まると、肩の筋肉を動かさなくなるので、組織の癒着が起こることもあり、ますます拘綿が進行します。
拘綿が進んで肩周辺が動かされなくなると、血行障害が起こり、いわゆる肩こりと同じ症状を併発します。
そうなると、患部に酸素や栄養素が供給されなくなり、筋力が低下するため、ますます改善しつらくなります。
このような五十肩の悪循環に陥らないためには、慢性期に移行するときがカギです。
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