その痛み、本当にただの肩こり……?
「こり」とは、ひとことでいえば筋肉疲労と血行障害による筋肉の痛みやしびれですが、肩こりのような症状の元となる要因はそれだけではありません。
その裏には、恐ろしい病気がひそんでいるかもしれないのです。
くびや肩、背中の痛みのほとんどは、単純な「こリ」が原因のもの。
しかし、まれに骨や筋肉、内臓などの疾患によるものがあります。
ひとつは、頸椎や肩甲骨、肩の筋肉やじん帯など、肩周辺組織の異常によるもの。
その代表は、頚椎椎間板ヘルニアや五十肩などです。
もうひとつは、消化器系、循環器系の疾患などまったく別の病気によるものです。
肩こりを引き起こす可能性のある病気は、胸膜炎や胆嚢炎、高血圧症など多数あります。
一見関係なさそうな眼科疾患、耳鼻疾患、うつ病など心因性の疾患も影響する場合があります。
いつもの肩こりだと思って放っておいたら、「深刻な病気だった……」ということにもなりかねません。
たかが肩こりとあなどらずに、病気の可能性も視野に入れることが大切です。
まったく快方に向かわない場合は、病院で診察を受けるようにしましょう。
とはいえ、ほとんどの人の肩こりは自分で軽減することができるもの。
生活習慣を見直すだけでも、効果が実感できます。
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