肩がこりやすい日本人
人それぞれ症状が異なり、医学的な定義づけをすることができない肩こり。
ですが、非常に多くの人を悩ませていることは間違いありません。
さまざまな年代の男女を対象に「気になっている症状」について行った調査では、肩こりが男性で2位、女性で1位という結果がでています。
これほどまでに肩こりに悩む人が多いのは、いったいなぜなのでしょうか?
実は、肩こりを訴える人が多いのは日本ならではのこと。
欧米などではあまりみられず、そのため英語には「肩こり」に該当する単語がありません。
その一番の理由は、日本人は欧米人に比べ、筋肉量が少ない体質だがらI。
少ない筋肉に大きな負担がかかることで、筋肉が緊張する、つまり「こる」度合いが大きいのです。
実際、がっしりとした筋肉質の人が肩こりを訴える例はあまり多くありません。
男女別にみた「気になっている症状」のうち、肩こりの順位がより高いのは女性です。
女性のほうが男性よりも筋肉量が少ないからでしょう。
とはいえ、「体質的なものだからしがたがない」とあきらめるのは早計です。
年齢別にみると、肩こりを訴える人は30歳前後で急増し、40〜60歳くらいまでは増加するのですが、それ以降は急激に減少します。
それは、肩こりが働き盛りの年代に集中して起こりやすいことを示しています。
のちほど詳述しますが、肩こりには、仕事で忙しい人に特有の生活習慣が大きく関わっているのです。
生活習慣は、自分自身で見直すことができるものです。
「なりやすい体質だがら」とあきらめずに、肩こりの要因をひとつずつ解消していきましょう。
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