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むちうち症が招く「バレリュー症候群」
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むちうち症の治療の流れ
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くびの外傷の代表・うちうち症
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後縦じん帯骨化症
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頸椎椎間板ヘルニア
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変形性頸椎症
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くびの病気の基本的な治療法
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くびの痛みのメカニズム
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くびの病気 − 頸椎はトラブルの出発点
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頸椎をスムーズに動かすためのかなめ − 「椎間板」とは?
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負担を支える「くび」の骨格と筋肉
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むちうち症が招く「バレリュー症候群」
通常、むちうち症は3ヶ月以内に完治します。
しかし、くびの痛みとは別に頭痛やめまいなどの不定愁訴を伴うとき、3ヶ月経ってもそれらが治まらない場合があります。
それは、むちうち症の後遺症である「バレリュー症候群」です。
バレリュー症候群とは、むちうち症によって自律神経が影響を受けたときに起こる症状です。
症状は幅広く、頭痛や動博、めまい、吐き気、耳鳴り、聴覚障害、視覚障害、顔のほてりなど。
特にくびから上 − 顔に現れる症状が多いことが特徴です。
また、倦怠感や疲労感、脱力感、不眠など精神的な不調もあり、これらがストレスとなることで、うつ病などに発展するケースもあります。
いわゆる自律神経失調症に似た症状が現れると考えてよいでしょう。
バレリュー症候群は、むちうち症を発症後、1〜3ヶ月ほど後に現れる場合もあります。
原因となる事故から時間が経っているので、事故とは無関係の不定愁訴だと思われることもあります。
むちうち症の後に何らかの不定愁訴が出てきたら、バレリュー症候群を疑ってみましょう。
治療は、薬物で血行を促進したり、神経系統の異常を抑えたりします。
重度の場合には、星状神経節ブロックというブロック療法や椎体固定術という手術を施すこともあります。
精神的なダメージが大きい場合には、精神安定剤の服用や心理療法を施します。
いずれにせよ、長丁場になることを覚悟して、前向きに治療に取り組むことが大切です。-----
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カテゴリー:首の痛み
むちうち症の治療の流れ
むちうち症は、発症してから少なくとも1週間は安静にしなければいけません。
寝るときは、横向きの姿勢をとると負担が少なくなります。
起きているときは、くびにカラーをつけ、頚部を固定するとよいでしょう。
痛みがひどいときには、医師に相談して消炎鎮痛剤(内服薬または湿布、塗布剤などの外用薬)を処方してもらいましょう。
1〜2日ほど経つと、たいてい痛みが引いてきます。
そうなったら、患部を温める温熱療法を行います。
蒸しタオルをあてて温め、血行を促すようにしましょう。
湿布を貼る場合は冷感、温感のどちらでも構いません。
医療機関では、急性の痛みが治まった頃から温熱療法や運動療法、時にけん引療法を行います。
また、カラーを着用する時間を徐々に短くし、1ヶ月半ほどで完全にはずします。
軽度から中度のむちうち症なら、このような処置を2〜3週間施すと日常生活に復帰でき、遅くとも3ヶ月で完治します。
しかし、重症の場合は理学療法を継続する必要がある場合があります。
重度のむちうち症を回避するためには、車に乗るときに必ずシートベルトを締めること。
また、スポーツの前には準備運動としてくびのストレッチを行うのが効果的です。
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くびの外傷の代表・うちうち症
急激なくびのしなりによる「ねんざ」
くびの痛みがもたらす病気や障害について解説していきます。
まずは言葉としてもなじみ深い「むちうち症」ですが、これは急激なくびのしなりによる頸椎のねんざです。
車の追突事故により起こることはよく知られていますが、ラグビーやスキー、サッカーなどで激しく衝突することでも起こります。
ほとんどの場合、適切な治療をすれば3ヶ月程度で治癒しますが、なかには深刻な後遺症が残る場合もあります。
むちうち症の症状は、事故直後から現れることもあれば、翌日にならないと現れない場合もあります。
筋肉のみが損傷している場合がほとんどですが、まれにじん帯や椎間板に損傷が起こることもあります。
くびを動かしづらい、肩こりがある、動かすと痛みがある、といった症状が数時間〜1日後に発生しますが、損傷がひどい場合は、事故直後から激しい痛みがあり、後頭部や肩、腕にも痛みが広がっていきます。
痛みが治まってからも頭痛や吐き気、耳鳴り、倦怠感などに襲われる場合も少なくありません。
脊髄の損傷があると、足にまで知覚障害が出て歩行障害や排尿障害に陥ることもあります。
症状を長引かせないためには、事故直後の処置が大切です。
たとえその場で痛みがなくても、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
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後縦じん帯骨化症
椎骨の連結を補強するために、脊椎の周囲は3本のじん帯に囲まれています。
じん帯といえば、伸び縮みする弾力に富んだ硬い組織で、骨や筋肉の動きをサポートするもの。
そんなじん帯にカルシウムが付着し、骨のようになってしまう病気が「後維じん帯骨化症」です。
後縦じん帯は、脊柱管の中を走るじん帯なので、骨化して厚みを増すと脊柱管が狭まります。
すると、脊柱管の中を走る脊髄が圧迫され、身体のあちこちに痛みやしびれが出ることがあります。
それが後維じん帯骨化症です。
後維じん帯骨化症になると、手足が痛んだり、手指がしびれて日常作業ができなくなったり、歩けなくなったりすることがあります。
さらに重度の場合は、排尿に支障をきたす場合もあります。
この病気の原因ははっきりとわかっていませんが、糖尿病や肥満症の人に発生することが多く、遺伝的要素が少なからず関係していることはたしがです。
また、東洋人に多くみられることが特徴で、特に40歳以上の男性の発症率が高い病気です。
そして、頸椎以外の脊椎でも、また後維じん帯以外のじん帯でも骨化が起こるケースがあり、複数の骨化症が合併して症状が出ることもあります。
一方で、じん帯の骨化がみられるものの症状が出ない場合も珍しくありません。
神経根が刺激されて手指などに痛みやしびれを起こした場合は、頸椎固定装具を装用します。
脊髄や神経根を圧迫して麻痺を起こした場合は、圧迫をとりのぞき(除圧術)脊柱管を拡大する手術を行います。
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頸椎椎間板ヘルニア
「ヘルニア」とは、本来の場所から組織の中身や臓器が飛び出すこと。
「頸椎椎間板ヘルニア」は、頸椎の椎間板にヘルニアが発生する病気です。
椎間板は、本来非常に水分に富んだ組織で、椎骨と椎骨の間に挟まり、柔軟に形を変えることで骨への衝撃を軽減しています。
しかし、そんな椎間板もある程度年齢を重ねると水分が少なくなり、薄く硬くなっていきます。
すると、組織の外側を覆う「線維輪」に亀裂が生じやすくなり、その亀裂から中身の髄核が飛び出してしまうことがあります。
これが椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアは、脊椎全体に起こりえる病気で、腰椎で発生することもよくあります。
特に20〜40歳代という若い男性に多くみられる病気です。
椎間板から飛び出た髄核が、背中側にある脊髄や神経根を刺激すると、くびや肩、背中、腕にしびれや重圧感、痛みなどが表れます。
特にくびを後ろに反らしたときは、背中側に飛び出した髄核が、神経根を強く刺激します。
しかし、くびを元に戻すと飛び出した髄核による圧迫が減じるので、痛みが治まります。
変形性頚椎症と同様に、重症になると腕や下半身にもしびれや痛みが生じ、歩行や日常動作にも支障をきたすことがあります。
そうなる前に、早めに受診することが肝心です。
治療は、早期なら鎮痛剤を使用しながらけん引療法や温熱療法を組み合わせます。
痛みがひどい場合は、神経ブロック注射を施します。
運動障害や排尿障害など深刻な障害がある場合は、ヘルニアをとりのぞく手術が選択されます。
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変形性頸椎症
具体的なくびの病気について見ていきましょう。
まず「変形性頸椎症」。
これは椎骨が増殖性の変性をする病気であり、原因として挙げられるのは、椎間板の老化現象や頸椎への激しい負担の積み重ねなどです。
椎間板の変性や椎骨の骨柿形成を促しますが、椎骨が変形したからといって、必ず症状が出るとはかぎりません。
症状については、骨柿が椎骨の脊柱管側にできた場合は、神経を刺激することがあり、痛みやしびれが生じます。
痛む部位は、後頭部からくび、肩や背中などで、最初は単なる肩こりとしが認識されない場合がほとんどです。
放置していると骨棟が大きくなり、神経が圧迫されて痛みやしびれが強くなることがあります。
さらに、変形性頸椎症がきっかけで、椎骨の後方左右にある神経根が圧迫されると「頸椎症性神経根症」に陥ります。
頸椎症性神経根症の特徴は、くびを前後左右に動かすたびに痛み方が変わることです。
頸椎の神経根は8対あり、動きによって特定の神経根が刺激されるからです。
ただし、それぞれの神経根からのびる末梢神経は、後頭部や肩、腕などそれぞれ特定の部位をつかさどっていますので、痛みが出る部位によって、何番目の神経根が圧迫されているかを推測することは可能です。
変形性頸椎症が進展すると、脊髄を刺激することもあり下半身にもしびれや神経痛が生じ、場合によっては歩行が困難になったり、排尿機能に障害が出たりします。
治療法は、軽症のうちなら温熱療法や装具療法、けん引療法などの保存的療法が行われます。
日常生活が困難なほど神経脱落症状が悪化する場合には、手術も検討されます。
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くびの病気の基本的な治療法
整形外科を受診して頸椎に異常が発見されると、まず保存的療法から治療を開始します。
保存的療法とは、手術以外の治療法全般のことで、整形外科では主に痛みを取り除くための療法と機能を回復するための療法があります。
安静療法・薬物療法・温熱療法・装具療法・運動療法などがあり、在宅でできるものもあります。
くびの病気で特徴的なのは、けん引療法です。
一定期間、保存的療法を試みて効果がない場合に、初めて手術が検討されます。
ここでは、保存的療法の代表的なものをみてみましょう。
牽引療法
医療機関での療法。
頸椎の病気の場合は、あごと後頭部にかけたバンドを上から引っぱる。
頸椎をのばして椎間板や周辺組織の緊張を軽減するのが目的。
あごを引いた姿勢で斜め上方に引っぱるのがポイント。
1回15分間ほど、引っぱりあげたり緩めたりを繰り返す
装具療法
頸椎の動きが神経根を刺激する場合、よく使用されるのがカラー。
柔らかいスポンジ製のもの(ソフトカラー)やプラスチックやシリコン製のもの(ハードネックカラー)がある。
くびを固定することで、動きを制限し組織の回復と安定をはかる。
着用が長期にわたると筋肉不足に陥るので、回復の程度により着用時間を短縮していくことが大切
安静療法
急性の症状が出たら短期間安静にするという基本的な療法。
これだけで症状が軽減される場合も少なくない。
温熱療法
慢性的な痛みを緩和したり新陳代謝を高めたりするために、患部を温める療法。
医療機関では電熱器などを使用するが、家庭ではカイロや温湿布、入浴などが効果的
薬物療法
痛みを抑えたり炎症を鎮めるために、薬物を使用する療法。
薬物は、内服薬、貼り薬、塗り薬、注射などがある
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くびの痛みのメカニズム
くびの病気には、頸椎の変性が関わっている場合がほとんどです。
頸椎は、全部で7個の椎骨から構成されており、第1頸椎と第2頸椎はくびを左右に回旋する動きを、第3頸椎から第7頸椎までは前後左右に曲げる動きをつかさどっています。
そうした動きに耐えられるように、椎骨と椎骨の間には椎間板という柔軟性のある組織が挟まっており、クッションの役目を果たしています。
この椎間板が、老化したり激しい負荷を受けたりして厚みを失うことから、椎骨の変性は始まります。
椎間板の厚みの減少は、成長が止まる20歳頃から始まっています。
椎間板が薄くなり、クッションとしての役目を十分に果たせなくなると、椎骨もその影響で増殖変形します。
このトゲのような突起物を「骨棟」といいますが、椎骨に骨柿ができたり、椎間板が膨降して脊髄や神経根の通路を狭くすると、神経を刺激し後頭部やくび、肩、背中のしびれや痛みにつながることがあります。
そのまま放置すると、さらに骨棟が肥大化し、神経が圧迫される場合もあります。
その結果、腕や手、足といった広い範囲に及ぶ、しびれや痛み、麻痺といった症状につながるのです。
以前にも述べましたが、くびは全身に行き渡る神経の出発点に位置するので、頸椎で起きたトラブルは広い範囲に波及しやすいのです。
椎間板の薄さや椎骨の間隔、骨棟形成といった異常はレントゲン検査で発見されます。
気になる症状があるときには、早めに受診しましょう。
その際には、「いつ頃から、どの部分が、どう痛むのか」を医師に正確に伝えることが肝心です。
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くびの病気 − 頸椎はトラブルの出発点
「くびになる」「くびが回らない」などという言葉があるように、昔からくびは人体のかなめと考えられてきました。
実際、くびは負担が集中しやすくトラブルが起こりやすい部分です。
またそれだけでなく、くびは人体の中枢といえる神経の出発点でもあります。
頸椎の中心には脊柱管という空洞があり、脊髄が通っています。
脊髄は、脳からくびの後ろを通り、背中・腰まで到達する太い神経の束です。
それは、椎骨と椎骨の間を通るたびに左右に枝分かれしていきます。
枝分かれした神経は、末梢神経として身体のすみずみまでのびていきます。
太かった脊髄も、枝分かれしながら腰椎部分までくると細くなります。
神経が枝分かれする部分を神経根といい、頸椎を構成する7個の椎骨に対し、神経根は8対です。
そのうち上方の神経根は後頭部やくびに、中ほどは肩や背中に、下方は腕にのびていきます。
頸椎に連なる胸椎・腰椎の椎骨からも神経が枝分かれし、各々ひざ上やひざ下などにのびています。
頸椎の脊柱管は胸椎・腰椎に比べて狭いので、スペースに余裕がありません。
にもかかわらず、太い脊髄が通っているため、ちょっとしたことで刺激を受けやすいのです。
その刺激は、肩や腕、背中だけでなく、全身にしびれや痛みをもたらしかねません。
くびが人体のなかでも非常に重要なのは、全身に刺激を伝える神経の要衝だがらなのです。
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頸椎をスムーズに動かすためのかなめ − 「椎間板」とは?
くびは、かなめとなる頸椎が1本の骨ではなく、7個の椎骨によってできているからこそ広い可動域を有していますが、ただ骨が連なっているだけでは、椎骨同士が接触してしまい、重みや衝撃ですり減ったり損傷したりして柔軟には動きません。
それらを防ぎ、スムーズな動きを保障しているのが、椎骨と椎骨の問に挟まっている「椎間板」です。
頚椎も含め、脊椎を構成する24個の椎骨の問には、すべて椎間板があり、クッションの役割を果たしながら、頸椎の動きに対応しているのです。
椎間板は成分の約80%が水分という、非常に弾力性のある円盤型の組織であり、ゲル状の髄核が線維輪という丈夫な組織で何重にもくるまれています。
くびを前後左右に曲げるたびに柔軟に形を変え、直立すると元の形に戻ります。
細いくびが重い頭部を支えながらスムーズに動くのも、この椎間板というクッションがあるおかげなのです。
しかし、年齢を重ねると、椎間板の水分は徐々に少なくなっていき、厚みや柔軟性を失っていきます。
薄く硬くなった椎間板は、重みや衝撃を十分に受け止められず、椎骨の磨耗や損傷を防ぐことができなくなります。
その結果生じた椎骨の変形が、くびや肩の痛みにつながることもあります。
また、椎間板が硬化すると、線維輪に亀裂が生じ髄核が飛び出やすくなります。
これが、周囲の神経を刺激し、痛みにつながる場合もあります(椎間板ヘルニア)。
くびのスムーズな動きのためになくてはならない椎間板。
その反面、トラブルの要因にもなりうる存在だということを覚えておきましょう。
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負担を支える「くび」の骨格と筋肉
身体のなかでも非常に重要な役割を果たしているくび。
その構造をみてみましょう。
くびは、可動域が非常に大きい部分です。
前に約60度、後ろと左右に約50度倒すことができ、振り向くときには約60度もねじることができます。
これほど大きな可動域を有している理由は、危険をすばやく察知するためだといわれています。
人間の頭部には目や耳など情報収集のための器官が集まっていますが、それらの器官をさまざまな方向に向けることで外部からの情報を正確に収集し、身を守ることができるわけです。
その大きな動きを可能にしているのは、頭蓋骨から連なる「頸椎」です。
頸椎は7個の椎骨から構成されており、それぞれが負担を受け止めることで、くびの激しい動きに耐えています。
頸椎の動きを主に支えているのは、くび周辺の筋肉ですが、なかでも、くびの後ろにある「脊柱起りつきん立筋」の働きは重要です。
脊柱起立筋は、頭を倒すときには適度に伸展して倒れすぎを防止し、頭を起こすときには大きく収縮することで上に引っ張り上げます。
もし脊柱起立筋がなければ、頭を直立させることも、うなだれた頭を起こすこともできないでしょう。
重い頭部を常に真上に掲げているだけでも、くびには相当な負担がかがっています。
頭部の重量は、成人で約3〜4�sと、11入りの牛乳パック3〜4本分に相当するほどです。
ですから、ただまっすぐに立っているだけでも、くびは疲労しやすいのです。
これが、くびや肩、ひいては背中の痛みにつながる大きな要因となるのです。
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